よりよい家庭を目指すために
40代 教育費とのバッティングに要注意
ここではローンを返済するにあたって気をつけなければいけないことを書いていきたいと思います。
当初の負担を重くする「逆ステップ」返済
さらに大きな問題は子供の教育費です。子供が小学校を卒業する時期と重なる場合は、年を追って教育費が膨らむことになります。ましてや高校入学のころともなると、学費や受験準備の負担がかなりのレベルに達することを覚悟しなければなりません。そんな時期に、たとえば5年後から返済負担がアップする公庫のゆとり返済や年金のステップ返済を利用することはかなり危険がともないます。中古一戸建てでは返済期間が短くなって返済額が増えますが、ここは通常返済とすべきでしょう。公庫と年金を組み合わせてみると、毎月返済額は15万7298円。800万円の年収に対して年収負担率は23%強です。年収から考えてこの負担率は決して重くはないでしょう。ただ、教育費がピークに差しかかる5年後のことを考えると少し不安が残ります。そこでゆとり返済とは逆に、5年後から返済負担が軽くなる資金計画を考えてみます。銀行ローンの5年物固定金利選択型を利用するのです。銀行ローンは公庫・年金と違い、10年未満の短期返済も可能です。そこで銀行ローンで360万円を借りて5年で返済することにしましょう。残る2640万円は公庫と年金で組むことにします。その結果、当初5年間の毎月返済額は年収負担率が30%を超えてしまいますが、6年目からは20%強にダウンします。